「もう手術しかない」と言われても諦めないでください|脊柱管狭窄症の保存療法という選択肢
前回までのコラムでは、
- 「10分歩くと休みたくなる理由」
- 「間欠性跛行とはどのような症状なのか」
- 「神経が圧迫されているだけでは説明できないこと」
についてお話ししました。
ここまでお読みいただいた方の中には、
「病院で手術を勧められたけれど、本当に受けた方がいいのだろうか?」
「できれば手術は避けたい。」
「薬や注射だけで様子を見るしかないの?」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際に当院へ来院される患者様からも、このようなご相談をよくいただきます。
「先生、本当に手術しか方法はないのでしょうか?」
このコラムでは、手術が勧められるケース、元気グループの整骨院における保存療法という選択肢、そして元気グループが大切にしている改善への考え方について、できるだけわかりやすくご説明します。
STEP1
手術が勧められるのは、どのような場合でしょうか?
まずお伝えしたいことがあります。
私たちは「手術は絶対にしない方がよい」と考えているわけではありません。
脊柱管狭窄症には、手術が必要になるケースがあります。
例えば、
- 排尿や排便がうまくできない
- 足に力が入らず頻繁に転びやすくなった
- 安静にしていても強い痛みやしびれが続く
- 保存療法を十分行っても日常生活に大きな支障が残る
このような場合には、専門医による詳しい診察を受け、手術を含めた治療方針を検討することが大切です。排尿・排便障害や進行する筋力低下などは、早めの専門的な評価が勧められています。
「手術を検討する主なケース」
✓ 排尿・排便障害
✓ 筋力低下
✓ 日常生活が困難
✓ 保存療法で改善しない
「専門医へ相談」
STEP2
保存療法という選択肢があります
一方で、すべての脊柱管狭窄症がすぐに手術の対象になるわけではありません。
一般的な保存療法には、
- 運動療法
- リハビリテーション
- 薬物療法
- 神経ブロック注射
- 日常生活の改善
などがあります。症状の程度や生活への影響に応じて、まず保存療法から始めることは一般的な治療方針の一つです。
大切なのは、「今のあなたに、どの治療が適しているのか」を見極めることです。
痛みを取ることと、歩ける体をつくることは少し違います。
薬や注射は、痛みやしびれを和らげる助けになることがあります。
一方で、それだけでは、
- 歩き方のクセ
- 姿勢
- 骨盤のバランス
- 筋力低下
まで改善するわけではありません。
だからこそ、保存療法では「症状を和らげること」と「体の使い方を見直すこと」を組み合わせることが大切になります。

STEP3
元気グループが考える改善への道筋
元気グループでは、「脊柱管狭窄症」という病名だけを見て施術することはありません。
私たちが本当に大切にしているのは、「なぜ今、その方に症状が出ているのか」を考えることです。
そのため、初回の検査では、
- 骨盤の傾き
- 胸椎の動き
- 股関節の柔軟性
- 歩き方
- 立ち方
- 筋肉のバランス
まで確認します。
その理由は、神経への負担を増やしている原因が、人によって違うからです。
「痛みを取る」ではなく、「やりたいことを取り戻す」
私たちは患者様に、「痛みはどうですか?」だけをお聞きするのではありません。
- また旅行へ行きたい。
- お孫さんと公園を歩きたい。
- 買い物を最後まで楽しみたい。
- 趣味のゴルフや家庭菜園を続けたい。
そんな目標を共有しながら、その実現を一緒に目指します。
そのために、痛みだけではなく、歩き方や生活習慣まで含めて改善を考える。
それが元気グループの施術方針です。
「元気グループの改善への流れ」

まとめ
脊柱管狭窄症と診断されたからといって、すべての方がすぐに手術を受ける必要があるわけではありません。
一方で、手術が必要なケースもあります。
大切なのは、「手術か、保存療法か」ではなく「今の自分の状態に合った治療を選ぶこと」です。
当院では、現在のお体の状態を丁寧に確認し、「なぜ歩きにくくなっているのか」「どのような改善の可能性があるのか」を患者様と一緒に考えながら施術を進めています。
こんなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください
- 「手術しかない」と言われて不安になっている
- できれば手術は避けたい
- 整骨院の保存療法について詳しく知りたい
- 自分に合った改善方法を相談したい
元気グループでは、症状だけでなく、患者様が「これからどのような生活を送りたいか」という目標も大切にしながら、一人ひとりに合わせた施術計画をご提案しています。







